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1969年に購入

YAMAHA FG-180

YAMAHA FG-180

中学入学の祝いに親にねだって買ってもらった初めてのギター。当時のYAMAHA製のFG-180 は名器の誉れも高く、ヘッドのロゴは YAMAHA の横ロゴ。ジェイムステイラーも弾いていると噂になったギターだ。ゆずも弾いていた。

赤ラベル・横ロゴのFG といえば、今ではプレミアがついて発売当時の価格をしのぐ結構な人気のようだが、当時の田舎、マチイ楽器店では選択の余地がなかったかもしれない。

とにかく弾いた。毎日弾いた。一生懸命弾いた。意味もなく奇声を発しながら、ただ弾きまくっていた。要するに阿呆だ!まあ、当時はただ弾く、そんな楽しみしかなかったのかもしれない。ある日、弦を交換するとき、フレットが逆三角形にえぐれているのを発見した。金属フレットがこんなにも削れるものかと不思議に思ったものだ。

 

このギター、姉に貸した時、ネックが大きく割れて返ってきた。とりあえず弾いてはみたものの、気分はどよどよ!音もどよどよ!曇りっぱなし。

しばらくして、同じ型番のギターを再度購入したが、これは音叉マークのロゴで、鳴りは以前の横ロゴと比べるとかなり落ちた。

 

新品のギターはうれしい。フレットも新品になった。が、鳴りは最低。このときは結構なショックだったような気がする。ギターが大嫌いになった。

YAMAHA 純正のハードケースもこの時一緒に買った。ずいぶん大きな重たいケースだった。マーチンのグレーのケースがスタイリッシュでとてもうらやましかったが、当時のギターケースは安っぽいものが多くて、そんな中でYAMAHAのケースは頑丈で立派だった。しかし、残念ながら、ただただ重かった。後にマイナーチェンジがあってケースの取っ手が変わり、ブラスっぽい金属板が付いて、ちょっとばかりグレードがアップしたような感じがした。それを見たとき、俺のには付いてないじゃないかと、がっかりした記憶がある。でも重さは変わらなかった。

 

このケースは大学まで持っていたが、FG-180とエレキ(おっさん臭い言葉だ)とともに売り飛ばした。名器だと言って無茶な値段で押し売りしたような気がするが、売られた人間も今持っていれば間違いなく元は取れているだろう。 なんせ中古が5万とからしいから。(信じられない!)

なお最近、50周年として記念モデルのオール単板スプルース・マホガニーのFG-180が出たが、なんと!11.5万円もするらしい。オドロキ!

 

後に聞くと、姉がこのギターをあの!中島みゆきに貸し出していたことが発覚!それで、こわれたんじゃあるまいな!が!事件はお宮入りとなった。

 

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